映画「CLIMAX」公式サイト » GENRE OF DANCE

20世紀初頭にアメリカで誕生したダンス。
バレエの動きを使い、ジャズミュージックに合わせて踊るのが特徴で、体の軸をしっかり持って、機敏に、しなやかに踊る。男性も踊るが、女性の強さ・優しさを感じるダンスである。

1950年代から1960年代にかけて誕生したダンス。
ストリートダンスの原点とされており、黒人たちがソウルミュージックに合わせて踊った。代表的なのは、「ツイスト」や「モンキーダンス」で日本でも大流行した。

70年代初期に誕生したダンス。
LAのゲイがあつまるゲイクラブカルチャーの中で生まれた。ソウル、バレエ、ジャズなど混ざり合っているのが特徴で、手足をしなやかに振り回したり、上半身をしならせたり、ターンを入れたりする。WAACKINGを踊って同性愛者に間違われることを避けるため、PUNKINGと名前を変えて呼ぶことがある。呼び名は違えど、基本的な特徴に違いはない。

60年代に誕生したダンス。
80年代にはアメリカのゲイ・クラブシーンで広く知られるようになった。そのダンスが、ファッション雑誌「VOGUE」のモデルのポーズに似ていたことが名前の由来。ハンドパフォーマンスを多用して、その動きの中で独創的なポーズを決めるのが特徴。

ニューヨーク、ブルックリンのスラム街で誕生した新世代のダンス。ムーンウォークを360度方向に展開するグライディングや、肩の関節の柔軟さを活かしたボーンブレイキングなど一概にその型は決まってはいないが、奇妙で軟体動物のような動きが特徴といえる。そういった点では他のジャンルと一線を画しており、誰でも気軽にチャレンジ出来るダンスとは言い難い。

犯罪発生率も高く、情勢不安定なロサンゼルス・サウスセントラルの過酷な状況の中で生きる若者達が、自分自身をドラッグやギャングの道から遠ざけ、犯罪を犯すことなく、厳しい環境を生き抜くための手段として生み出された踊りである。エネルギッシュで力強い動きが特徴。